【6月13日(火)つやきタイム】
2023年6月13日 13時23分今日は、つやきタイム「校長訓話」がありました
5月末から、3~6年生は水泳部活動に励んでいます。また、来週からは体育科の授業でも水泳学習が始まります。
今日のお話の内容は、水泳にまつわるお話でした。お話の内容を簡単に紹介します。
【「競泳男子100m平泳ぎ」田口信教(西条市出身)さんのエピソードから】
「田口さんは1968年のメキシコオリンピックで男子100n平泳ぎに出場しました。平泳ぎのキックの蹴り方を工夫して、だれもやったことのないキックを披露しました。準決勝で好タイムを出しましたが、記録があまりに良かった事と今まで見た事もないキックであったため、当時の審判の判断により泳法違反で失格となりました。でも、田口さんは決してあきらめませんでした。次回のオリンピックに向けて、誰が見ても泳法違反とならないよう独自のキックに改良を加えるなど、さらなる努力とあらゆる創意工夫をしました。そして4年後、1972年のミュンヘンオリンピック男子100m平泳ぎで、世界新記録を樹立し金メダルを獲得したのです。田口さんは、後に、こうおっしゃっていたそうです。『オリンピックに出場して金メダルを狙うような選手は、みんな並大抵でない努力をしています。その中で勝ち抜くためには<運>が必要です。その<運>を引き寄せるために、一日十善を心掛けました。』と。みなさんも、スポーツや運動を通して、心や体を成長させてください。」